湯山昭さんの曲

今年の発表会では、3名弾きます

今年の発表会は三名の方が湯山昭さんの曲を演奏します!どの曲も可愛かったり面白かったり。魅力的な曲が多い湯山昭さんです。
ちなみに湯山昭さんはまだまだご存命でいらっしゃいます。時々テレビのコメンテーターでお見かけする、湯山玲子さんがお嬢様だった!という事は本当に驚きました。ネット検索すると、とても似てる!ぜひググってください。

きまじめクレメンティ

これは過去に何処かのコンクールで聞いた時に可愛い!と思って、すぐ楽譜を買いに行った曲です。クレメンティは、もちろん作曲家のクレメンティです。この楽譜には『つぶらな瞳のモーツァルト』とか『エリーゼからの手紙』とか、クスっとしてしまう楽曲が多々。聞いてみるとその作曲家の作風がしっかり感じられます。

いいことがありそう

このブログでは幾度となく取り上げた『いいことがありそう』私が一年生の発表会で弾いた曲です。(最近、星形のピノに遭遇する確率が高い!『いいことがありそう』笑)湯山昭さんの曲は、緩急が面白く・この曲も、刻んでいたと思ったら、急にメロディックになったりジャズのようなリズムがあったり・・など、ドラマ性が強いです。クルクルと変わる表情を弾きこなさなければいけないので、テクニックが必要ですが、変化をしっかりつける事が出来たら、舞台でも映える事、間違いなし。

お菓子の世界

湯山昭さんの中でも、特に有名なのがお菓子の世界かな・と思います。その中でも代表的な曲が『バームクーヘン』。そして、生徒のYちゃんが弾きたい!と持ってきてくれたのが、『鬼あられ』です。これは私は全く知らなかったのですが超!面白い!全体的に日本の音階で曲が作られており、出だしから右手は白鍵・左が黒鍵の増4度で平行して動いていて、かなりのインパクト。中間部はドルチェと書かれているけど、越殿楽今様のような、篠笛で演奏したら素敵だな・と思うメロディーも出てきます。これは・・超傑作です。Yちゃん、素敵な曲に出会わせてくれてありがとう。

ピアノの楽曲は星の数ほど。知らない曲が沢山あるなぁ。