英語でのレッスンを目標に…

約一年前から英語の勉強を始めました。

ここ数年、日本国籍ではない生徒さんのレッスンをしてほしい。という依頼が何件かあったからです。

もちろんこちらは『英語は話せないしカタコトも怪しいですが大丈夫ですか?』と事前に確認してからお引き受けするのですが、

これが何とも、もどかしい…

こちらは何とか伝えようと身振り手振り、片手に辞書を持ちながらレッスンします。

生徒さんもまた、一生懸命理解してくれようとしてくれるだけでなく、一生懸命練習してそれに応えてくださります。

だからこそ…

もっと、もどかしい、、、

このままではいけない!と思い苦手意識のあった英語の勉強を始めました。

毎日、フィリピンの先生とSkypeでお話ししています。

ここ一年で、かなりフィリピン事情に詳しくなりました。

ただ、、この一年、英語に悪戦苦闘している私より、

生徒さんの日本語が上達するスピードのが圧倒的に早い、、、

…でも!

いつか流暢な英語でレッスンをできる日を目標に頑張りたいと思います。

ヴァイオリンのサイズって?

とっても小さい、可愛らしいサイズのヴァイオリンを見たことがありませんか?

体の小さいお子さんが、可愛らしいサイズのヴァイオリンを弾いているのを一度は目にしたことがあると思います。

弦楽器は楽器の中でも珍しく、体のサイズに合わせて楽器のサイズも変えていきます。

私たち大人が使用するヴァイオリンを小さいお子さんが扱うには大きすぎるため、
ヴァイオリンにはいくつかサイズが作られているんです。

大人用の通常4/4をフルサイズ、子供用のバイオリンは成長に合わせて、

3/4・1/2・1/4・1/8・1/10・1/16という身長に適したサイズが作られています!

一番小さいものは 1/32 サイズも!
(これはほとんど使う人がいないので私も見たことないですが)

分数ヴァイオリンのサイズはお子様の身長である程度のサイズを決める事ができますが、
やはり、実際に持ってみるのが一番だと思います。

私たちの教室ではお世話になっている楽器店さんから分数楽器のお試し用楽器をお借りしています。

いつでも、実際に手にしてみることが可能です。
楽器店さんにはいつも感謝、感謝です。

ぜひ、この可愛らしい楽器を見に来てみてください!

楽譜もデジタルの時代へ!

2020年、デジタル楽譜を導入しました。

昨年、とあるコンサートでストリングスメンバー4人の中で私一人だけ
楽譜が『紙』
というシチュエーションがありました。

もちろん、楽器隊の中にはまだ『紙』の楽譜の方もいましたし、
今までは『紙』が当たり前だったのだから、問題はありません。

ただ、デジタルの楽譜を使っている彼女たちのスマートさといったら!

見た目のスマートさはもちろん、
バサバサと紙をめくる慌ただしさもなく、
譜めくりをどのタイミングでするか。という煩わしさもない。

書き込みに必要な複数の鉛筆や色ペンを持ち歩く手間もなければ、
お互いの情報を共有するのもワンタッチ。

こんなに魅力的で便利なものはありません。

まだまだ、機械を信じきれない自分と、慣れない動作の連続に
使いこなすには時間がかかりそうですが。

デジタルな時代に対応していけるよう挑戦していこうと思います!

立って弾くということ

ピアノとヴァイオリンの大きな違いは何でしょう?

そうです、座って弾くか・立って弾くかです!

やはり立って弾くというのは、何かと疲れるものです。
(もちろん座って弾くのが楽とは思っていませんが!)

特に小さいお子さんは、慣れない楽器を顎に挟んで持って、
さらにずっと立っていなければならないとなると大変です。

足がグラグラするし、重心が定まらないし、そもそもどこに立っていればいいのかわからない。

じっとしていられないのが普通です。

そんなとき、このように立ち位置をハッキリさせてあげると、とても伝わりやすいです!↓

私の師匠から伝授されたこの立ち方シートですが

この写真のものは布をちょっと縫って、足型に切ったフェルトをテープで貼っただけの、裁縫が全然できない私が簡単に作ったものです。

お母様方が作っているものは、もっと可愛くてしっかりしているものばかりなので、ちょっとお恥ずかしいですが、、、笑

このように、足の方向と幅を示してあると、
足のマークのところに立ってごらん!というとみんな素直に立ってくれます♪

立ち方は姿勢やフォームに関わってくるので、単純そうに見えて非常に大事なことです。

一番最初だからこそ、ここがきちんとしていないと
今後の弓の動かし方、腕の動かし方、弦の押さえ方、そして音色!
に影響してしまうものなんだなぁと、つくづく考えさせられる日々です。

意外と、あるとないとでは全然違う!そんな立ち方シートの紹介でした。

母のメモと工夫に心から感謝です

レッスンで先生に教えていただいたことは、年齢が幼ければ幼いほど、なかなか理解すること、そして1週間覚えておくことも難しいです。

そもそもレッスン中に集中し続けることすら難しい…

自分もそうだったなぁ、、と当時の楽譜をみると思います。

私たちの母は楽器が全く弾けない、音楽の世界はあまり知らない人でした。

でも、だからこそ、そんな音楽素人の母がたくさんの工夫をしてくれていたことに感謝し、頭が上がらない。と思うのです。

これが当時の、とある曲の楽譜↓

ルーズリーフが分厚い冊子になって本のようになってます。

細かい先生の注意書きやペンの色分け。さらに練習番号ごとに付箋まで…

よく最初から練習してしまうので前半ばかり上手くなって後半が上手くならない。という声を聞きます。私もそうでした。

そうなんです、みんな最初から弾いてしまうものなんです。

でも、そうさせないためにこんな工夫もしてくれてありました。

切り取ってあります、、、

ページにこの部分しかなければ、そこだけ練習するだろうという。

私の性格をよく理解してくれている工夫です。

当時は全くこのありがたさが分かっていなかったと思うと、本当に申し訳ないですが、、、

今、生徒さんに自分が何かをお伝えするときの大切な大切な財産です。

心して、これからも頑張りたいと思います!