『平均律』を考える

バッハ平均律

バッハは、様々な楽曲を作曲しています。平均律は長短24調による前奏曲(Preludium)とフーガ(Fuga)からなる曲集で、ピアノを学ぶために欠かす事が出来ない曲集です!
平均律の1番のプレリュードは、アベマリアの伴奏になっているので、聞いたことがある人も多いかもしれないですね!

声部が分かれています

インベンションやシンフォニアもそうですが、曲が各声部に分かれて構成されています。イメージ的に合唱のようものなのでしょうか・・?
ソプラノも、アルトも、バスも・・全パートが交互に主役の場面があり・メロディーが入り混じっているような構成です。
まずは1声部ずつ取り出して、しっかり音楽の流れを理解します。
と言っても、10本の指で3つや4つのメロディーを演奏するのは至難の技。
ソプラノのパートは、右手の3・4・5の指だけで演奏する事も多いし、内声は右手と左手をW使いして演奏するし・・と、本当に至難の技なのです(二度目)
とにかく、丁寧に。丁寧に。横(メロディーライン)縦(和声)の理解を深めます。

苦手意識も持たれるバッハですが、構築され計算された美しさがあるのです。
1つ山を越えて、バッハの本当の美が感じられると良いですね!