ビート=脈拍

ビートを感じて

音楽には『拍』というものがあります。 拍とは音楽のリズムを構成する単位です。音楽にとっての脈拍のようなもので、その長短によってテンポが決まります。拍は、ビートとも言います。

規則的に正しいビートを刻めれば、それだけ正確な音楽になります。聴き手は奏者のビートに乗って音楽を聴いているので、ビートがズレれば心地が悪かったりイマイチ乗り切れない音楽になるし、心拍数が徐々に上がっていくようにビートを刻めば、気持ちが高まるなど、音楽を共感するための大きな要素がビートのコントロールなのでは、と思っています。

ソルフェージュ

拍を意識して欲しいので、最近では積極的にソルフェージュを取り入れています。鉛筆を持たない手で拍を取ってもらい、最初に拍頭だけ書いてもらいます。
聞く時に必ず拍を感じるので、良い訓練になるかな、と思っています。

緊張すると

緊張すると、自分の心拍に演奏が乗っ取られて、『緊張』がモロに反映された演奏になってしまいます。忘れもしない・・来年度の発表会会場『関内ホール』で演奏した、シューベルトの即興曲90-2。
もう止められない、止まらない、ジェットコースターのような演奏になってしまって、恐怖の記憶が・・(笑)

どなたか、シューベルトの即興曲90-2にチャレンジしませんか?曲としては、本当にオススメです。