合唱伴奏のコツ

この時期になると、各中学校・小学校で卒業式のピアノ伴奏者のオーディションがあるようです。
『レッスンルームシャンテ』にも、
今年進学を迎る生徒様がおり、伴奏者オーディションに参加され、皆さん無事に伴奏者の座をゲットされたようです(オメデトウ〜!!)

ご相談をしていただければ、レッスンの中で伴奏のレッスンも対応させていただいております、ぜひご相談ください♪
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伴奏者は、ソロの演奏と少し勝手が違い、新たな技術が必要になっていきます。

【1】伴奏部分はテンポ・拍をしっかり感じる!
【2】音量の配分を考える!
【3】間奏はピアニストがスター!輝け!!

まずは、以上の点に気をつければOK(^^)

【1】伴奏部分はテンポ・拍をしっかり感じる!
歌心のある皆さんにとっては、至る所で感情を出した演奏をしたいと思います。
・・でも、今は少し我慢!歌の人たちがキッチリ歌えるように、ビートを刻みましょう。
余裕が出たら、歌をしっかり聞いて・呼吸やフレーズに合わせていきましょう!(←余裕が出るところまでが、大事!練習あるのみ・・ですね♪)
・特に中学校や小学校の場合、歌い手も指揮者も生徒さんたち。伴奏者が刻みをしっかりしてあげる事で、歌いやすくなる事、間違いなし!

【2】音量の配分を考える!
ソロでの演奏は右:メロディー・左:伴奏と、大まかに役割分担される事が多いのですが、
合唱の伴奏の場合、歌のパートがまずメロディーを歌っています。
なので、右手を出し過ぎてしまうと、同じ音域が渋滞してしまいがち!
伴奏においては、右手はあくまで内声です。
頑張りすぎず・の演奏を心掛けるとGOOD!
逆に左手の低い音域は歌と被らない分、しっかり出してあげるとバランスが良いです。大事なことはトータルバランス!

【3】間奏はピアニストがスター!輝け!!
今まで、縁の下の力持ちに徹していた伴奏者ですが・ここぞとばかりに目立ってください!(笑)
ただ、歌が入る前の繋ぎの部分からは(合唱曲の伴奏は、境目がハッキリ分かると思います。)
すっとまた後ろへ。出たり入ったりが大切なのです。

皆さんが、素敵な伴奏で演奏ができるように、祈っています♪

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私も、小学校と中学校の頃、よく伴奏者を引き受けていました。
運動も得意じゃなかったし(笑)
合唱コンクールや卒業式・集会など、唯一目立つところだったかも・・
例え、唯一だったとしても『ここは目立てる!』と自信を持って思える事が1つでもあった事は、大切だったな、と思います(^○^)