演奏の際の体の使い方

体の使い方


コンクールなどで色々なお子さまの演奏を見る事が多いのですが、大人以上にお子さまの方が体を動かして演奏しているイメージがあるな〜、と思います。
きっと自分自身が求める音楽を身体全体で表現しているのかな、と思うのですが
体でダイナミックスを感じたり・・それによって、演奏にメリハリがつく事もある、のだと思います。

ブラームスの絵画

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有名なブラームスの絵画です。腕を伸ばして身体を長く有効に使い、肩の力は抜けて重さがかかっているように見え、重心もしっかりありそうですね。
ブラームス自身も、とても冷静に自分自身の音楽を聞いているように見えます。

ブラームスがピアノを弾いている有名な絵からヒントを得ると良い

というのは意外と色々なところで聞く話です。(絵画なので、体をどのように動かしながら弾いているかは分からないですが…..)

体を動かしすぎる弊害

不必要に体を揺らすことでテンポが崩れ・音の粒が揃わなくなったり、自分の弾いている音や演奏が聞こえにくくなる事があります。また、腕と鍵盤の近づけたり離れたりする事で楽器との距離感が掴めずミスタッチが増える事もあります。自分の演奏を冷静に聴き、音楽を捉えて、その都度対応していく事が大切なので、過剰に体を動かしてしまうと対応が難しくなる事があるので注意が必要です!自分を表現することはとても大切ですが、何事も適切に行えると良いですね!