チェルニー練習曲
生徒のみなさんにも使っている教材の1つに、チェルニーがあります。
もちろん私も、音楽高校に入るまでの、数年間ツェルニーを使って勉強していました。私は本当にツェルニーがどうしても苦手で・・
先生には、かなりご迷惑をおかけしていたと思います。
改めてチェルニーを見てみよう
今、こうして改めてツェルニーを見返してみると、やはりとっても弾きにくく、再現部になったとしても、少しずつ内容が違うので譜読みも多そうに感じるし、
一筋縄では行きません…が。
冷静に見てみると、3と4の指が、しっかり分離して弾けるようにするための曲や、1の指をしっかり保つ事に特化した曲…、強弱のメリハリを意識する曲…
などなど、とても理にかなった練習方法で書かれていて、今になってみて、その偉大且つピンポイントさに驚かされています。
チェルニーはベートーヴェンの弟子
実はツェルニー、ベートーヴェンのお弟子さんなのです。
そう考えると、『エリーゼのために』の有名なメロディーの後に出てくる、細かいパッセージ、急に弾きにくくなりますね(テーマのメロディーが終わった後、急に遅くなる事例が多発事件です笑)
そんな、パッセージも、ツェルニーにかかれば適した練習曲があります。
【どの曲に、どれが生かせるか?応用できるか??大好きなあの曲が、もっと上手になれる!?】そんな風に考えながら、練習できれば少しは楽しくなるかな?皆さんのツェルニーを聞きながら、そんな事を考えた今日この頃でした。
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