ミューザ川崎での演奏曲目
今回のオープニングは、かな子の十八番?でもある『春の海』を演奏しました!
春の海=正月感があったので、どうかな〜と思ったのですが、1月2日に初演された事から正月の定番になったという話で、
この曲は昭和4(1929)年,宮城道雄が35歳のときの作品です。春の海の様子やかもめの声などを描写した,こと(箏)と尺八による二重奏の曲です。
https://www.kyogei.co.jp/shirabe/iroiro/b_harunoumi.html
宮城が瀬戸内海を旅行したおりに,美しい桃の花が咲き乱れるという島々の様子の会話を耳にして,それらの島の情景を思いうかべて,この曲をつくったといわれています。この曲は,箏と尺八のいろいろな音色を味わったり,2つの楽器のかけあいを楽しんだりすることができます。
また,この曲は宮城の残した数多くの作品の中で最も親しまれている曲であり,箏の代わりにハープ,尺八の代わりにバイオリンやフルートなどを使った編曲のものは,外国の音楽家たちにも好んで演奏されます。
さくらさくら
春の海に続いて、ハープソロとして『さくらさくら』を演奏していただきました。洋楽器のコンサートにも関わらず『和』からのスタートは、ちょっと斬新だったのではないかな?と思いますが、とても楽しく演奏する事ができました!
そこからクラシック曲へと移り、アイルランドメドレー、最後に滝廉太郎の『春』で締めるという、春爛漫なプログラムでした。
春の曲は、色々華やかで楽しいですね。