色々なパターンでの取り組み
弾き合い会に向けてや冬休みの課題として、何組か、小学生同士の兄弟で連弾をしています。
お互いの演奏をよく聴いて、片方が間違えそうになったら少し待ってあげたりタイミングを見られれば問題がないのですが、各々相手の演奏を聞かずスタンドプレーになると、ズレズレの惨事に!
特に大変なのは、セカンドを担当する方です。拍をカウントし、音楽の大筋を作っていく大切なパートですがメロディーが少ないので、伴奏の要素が強いです。
中学生になって伴奏をやろう!と思う方は、もう拍のカウントは自然とクリアしている事が多いのですが、初めて伴奏に取り組む子供たちには大きなハードルです。いつも拍をカウントするのが苦手な生徒さんには、もってこいの課題でもあります。
私や親御さんが伴奏する場合は、当然大人が配慮し調整する事になりますが、子供同士の場合はお互いで聞き合うので、他人に合わせる良い勉強になりますね。どのようなアンサンブルの形であっても、1つ1つ学びに繋げていけるので、いつもと少し違う事に取り組むことは良い効果をもたらすなぁ、と思います!