サントリーホールで演奏
年末、最後の生徒さんの本番はコンクールの受賞者コンサートでした。
会場はサントリーホール『ブルーローズ』
サントリーホールは言わずと知れた、日本一の素晴らしいホールです。
ブルーローズは大ホールの横にある、こちらも美しい会場です。
まず入った瞬間から、シャンデリアや床の装飾も大変美しく、豪華絢爛な雰囲気。小ホールでこれだけの豪華さ厳かさを放つ会場はありません。
そして音響も驚くような響き。音がホールの中を回っているのが分かります。あれだけの響きがあると、会場に負けないように演奏するのが大変ですが、響きを味方につければ最高の演奏になりますね。
今回出演したのは、生徒さん2名。小学校低学年の部のRくんとキッズの部のKくんです。
1日目に出演したRくんは、ピアノを始めて1年半くらい。凄まじい勢いで成長されました。彼の素晴らしいところは、憑依したような演奏。
今回、私は足台の設置のお手伝いをしたので、演奏を客席で聞く事が出来ず。
計算されつくした会場での音響を確かめる事が出来なかったので、少し残念でした・・今度録画を見せてもらおうと思います!
2日目に出演したKくんは、しっかり客席で聴かせていただきました。今回はベートヴェンのソナチネ、古典を演奏しました。1つ1つ音の粒が揃っていて日頃の打鍵の強さや技術の高さを感じます。特に二楽章は躍動感のある演奏で、彼の真骨頂でした。幼稚園生でここまでの演奏が出来るとは。本当にこれからが楽しみです。
生徒さんのおかげで、私も自分では経験しなかった音楽体験をさせていただいています。ありがとうございました。