読みやすく楽しい本

気軽で笑えるエッセイ

引き続き読書熱が続いています。加藤家揃って読書ブームが来ているのでリビングは本屋か!?という程に本が積まれています。
冬休みの間は重い作品を読んでいましたが、仕事始めの後は軽いものにしよう!と思って、少し笑えて楽しい作品を。

□佐藤愛子作『90歳。何がめでたい』


これは95歳と生活している我が家にとっては、クスっと笑えて「なるほどな〜」と思う作品でした。
佐藤愛子さんが仰ると、小さい事を気にしていても仕方ないな。とも思えるし、
ちょっとした怒りの感情も、当たり前のことだ!と思える、自分に優しくなれる作品でした。今朝から洗面所が水浸しだった事に怒り沸騰でしたが、人間腹が立つことがあれば怒ってしまう事も当然の事でしょう。

□さくらももこ作『世界あっちこっちめぐり』


こちらは旅行記です。軽快でちょっと斜めからで皮肉っぽくて、やっぱり好き。
さくらももこさんの旅には、まるちゃんの漫画に出てくる『ぱぁぁぁ〜! 』と言う効果音にぴったりの瞬間や『トホホ・・』の瞬間が詰まっていて、文章からキートン山田のナレーションが聞こえてくるような楽しさがあります。
姉妹で繰り返し繰り返し『ちびまるこちゃん』の漫画を読んでいるので、今でも私たちの会話の端端にまるちゃんの台詞や効果音が使われています。
これは、かな子に即渡しました(はじめにだけで、ぷっと笑っていました)