強弱をつけよう!

フォルテとピアノをハッキリつけよう

楽譜には、強弱記号が事細かに書かれています。見落としがちですが、とても大切なのでしっかり確認して、しっかり弾き分けて欲しいところです。

ピアノの正式名称

ピアノの正式名称が『ピアノフォルテ』『フォルテピアノ』というのはご存知でしたか。
◆フォルテピアノ

ピアノフォルテ(〈イタリア〉pianoforte)

楽器のピアノの本来の呼び名。弱い音(ピアノ)も強い音(フォルテ)も自在に出せるところから。フォルテピアノ

いつの間にかピアノのみに簡略化されてしまったのですが、大きな音や小さな音が演奏で出せるようになった事は、当時の時代の演奏者や作曲家からしてみれば革新的な事だったのです。
だからこそ、作曲家自身が書いたフォルテやピアノは大切に忠実に演奏しなければいけないですね。

私は、今、ショパンコンクールのファイナルのピアコンを聴きながらブログを書いています・・!オーケストラとピアニストの掛け合い、音楽が絡み合い、そしてショパンの美しい旋律。今日(昨夜?)は、全員1番のコンチェルトでしたが、オケパートからのピアノの出だしの旋律は、美しくて震えますよね。
夜中は起きていられず、今、アーカイブで演奏を聴いていますが、結果が出る前に、全部演奏を聴いておきたい。これは、至福の時間。

ショパンコンクール今日から

ショパンコンクール『ファイナル』

ショパンコンクールは、今日からファイナル!
ショパンコンクールファイナリスト
日本人でファイナルに進出しているのは、既に素晴らしいピアニストとして活躍している小林愛実さんと反田恭平さんです。
前回の6年前の優勝者は韓国人のソンジン。日本人初の優勝者は出るのか!?
いや〜、楽しみですね。
ファイナルで演奏されるのは、ショパンのピアノコンチェルト。ぜひ今のうちに2曲を予習して、今夜からのファイナルを楽しみましょう。
生放送で聴けますので、是非是非!ご覧ください。二次や三次の演奏もアーカイブで聴く事が出来ますよ!

5年に1度

今回はコロナの関係で6年に一度になってしまいましたが、普段は5年に一度。
ピアニストにとって、憧れで最高峰のコンクールだと思います。
ここからは、完全に自慢!ですが(笑)恩師の阿部美果子先生はショパンコンクールのファイナリストなのです。
先生の、バルカローレ。涙が出るほど美しかったな。レッスンの時も一緒に弾いてくださる演奏が素敵で。本当に幸せな7年間だったなぁ。
先生は演奏も素晴らしいけど、人としても尊敬できる、人生の師です。
阿部先生に久しぶりに会いたいなぁ。

『無言歌集』

メンデルスゾーン無言歌集

メンデルスゾーンの無言歌集が、最近お気に入り。
小学生の学生コンクールやその他コンクールでも課題になっている事が多いので、改めて色々聴いていたのですが、勉強になる上に、とても素敵なメロディーが多く、最近は生徒さんにも演奏してもらっています。
題名の通り、言葉はないですが『舟唄』や『紡ぎ歌』『春の歌』など、題名がついており、風景が目に浮かぶような叙情的なメロディーは、歌詞がついていなくても、思いが伝わります(紡ぎ歌や春の歌は、とっても有名ですね!)


今、生徒さんに演奏してもらっているのは『デュエット』
この曲は、ソプラノとアルトのメロディーが絡み合って互い違いにフレーズを歌っており、メロディーの駆け引きは、まさにデュエット。
ドラマティックなメロディーは、感動的です。
ほぼ右手だけで、2つのメロディーラインを演奏するので、弾き分けが難しいですが、取り出してメロディーラインと左手の伴奏だけで弾いて、イメージを膨らませていきましょう!

メンデルスゾーンのコンチェルト
『メンコン』

メンデルスゾーンといえば、ヴァイオリンのコンチェルト通称?メンコン。
こちらもとてもドラマティックなメロディーで、フィギアスケートでもよく踊られていますね。メンデルスゾーンといえばメンコンを思い出す方も多いのでは。
フェリックス・メンデルスゾーン

ブルグミュラーに慣れる

少しずつブルグミュラーに取り掛かろう!

急にブルグミュラーに入るとハードルが高いので、少しずつ慣れるように、
ピアノどりーむなどと並行して取り組んでもらうように案内する事があります。
『素直』や『牧歌』は意外と弾きやすく、思っているよりは簡単な事も。
ただ、新しい楽譜に入る!というだけで構えてしまう事もあるので、ちょっとずつ、1フレーズずつなど練習してもらって、曲に慣れていく作戦です。

同時進行で2冊

同時進行で2冊行っていれば、同じ拍子記号を抜粋して練習したり、指の進行が似ているものを選んだり・・と、気になるポイントを膨らませて練習する事も出来ます。楽譜が増えると、練習曲が増えるようなイメージもありますが、それは様子を見ながら課題を出すようにしているので、ご安心ください。
もちろん、練習曲が増えても、しっかりこなす事が出来ればそれに越した事はないですが!宿題が多くて大変、などの場合は、どうぞご相談くださいね!
どうしても、きっちり練習してきてくださる生徒さんに対しては、宿題を多めに出してしまう傾向があります。お家で日常的に練習を頑張ってくれている、という事ですので、お父さま・お母さまにも感謝です。


楽譜が読めるようになると、増える楽しみ

好きな曲で楽しむ

小学校3年生のKくん、最近は自分で楽しく好きな曲を練習しているそうです。
レッスンには持ってきていないので、その曲をレッスンをしているわけではないのですが、好きなアニメの曲を自分でダウンロードしたり、iPadを見ながら譜読みをしているそう。レッスンの課題とは別に自分の自由になる時間を使って好きな曲を弾いて、ピアノを楽しんでくれている事が、まずとても嬉しい。
譜読みが出来るようになれば、本を読んだり・ゲームをするのと同じように、ピアノを弾く事が楽しみの1つになるんだと、彼を通して感じる事が出来ました!
上手に弾けるようになったら、聴かせてくれるそう。楽しみです!

色々なタイプ

逆にいうと、私自身は何かの本番や目標などがないと、モチベーションが上がらず、好きな曲・弾きたい曲を練習するのが苦手で・・
ショパンコンクールを聴いていると、ああ!なんと素敵なんだろう、と音楽にゾクゾク・ワクワクしているのですが。優先順位が『何処かで弾く曲』か『レッスンする曲』になってしまい、ダメだ!と思う日々です、トホホ。

都筑の未来につづく

事務作業のお手伝い

今日は朝から、センター南にある金子会長の事務所で、ある新しいプロジェクトのお手伝いをさせていただきました。
今まで、NPO団体など全く無縁だったにも関わらず、色々勉強させていただいて大変有難いです。今日はコピーをとるというお手伝い・・だったのですか、ハイテクコピー機の威力に慄いた事務作業となりました(要するに、コピー機が全部やってくれました、という話)
今回は、音楽だけではなく色々なジャンルの方と交流が出来ています。
早速教育や、児童がもたらす社会活動への意義?のような、難しいけれど、とても勉強になるお話も聞かせていただき、とても学びになりました。『社会や地域を良くする』という事を、私自身あまり深く考えた事がなかったけれど、自分たちだけじゃない、大きな目線を持つという考えに触れてる事が出来た一日でした!この活動は今後も続いていきますので、色々吸収できれば良いな、と思います!

考える事、思う事

こうして、新しく刺激的な方にお会いするのも、本当に有難い事。
日々、一緒に歩んでくださっている生徒さんがいる事も、本当に有難い事。
今日は、改めて周りの皆さんに感謝しないといけないな、と思った一日でした。
色々なご縁に感謝して、自分が出来ることを精一杯行って行こうと感じています。

『打鍵』を考える

レッスン室の下はキッチン

我が家のピアノのレッスン室の下は、キッチンになっています。
ここ、意外と穴場で、本当によく聴こえます。何が聞こえるって、『打鍵』!
打鍵とは、鍵盤を奥まで弾いているか、力強さやタッチのことを言います。

キッチンで聴いていると、打鍵がしっかりしている人は、振動や音がクッキリ聞こえるし、打鍵が浅い人の音はあまり聞こえません。時々響きが不安になると、ちょっと下まで行って、打鍵を確認する事もあります。
ホールなどでよく響かせるためには、打鍵の深さがとても重要です。打鍵がどの指も均等か・音にムラがないか、よく確認して弱い指を鍛え、どの指も均等に音を出せるように練習して欲しいので、最近はレッスンにスケールやアルペジオを積極的に導入しています。スケールやアルペジオを練習する時、勢いやスピードに頼らず、丁寧に耳を使いながらタッチをコントロールしていくことが大切です。

キッチンで聴いているのは・・

さて、日々このよく演奏が聴こえるスポットで演奏を聞いているのは、私の母(ご存知の通り実家なので!)
時々徐に『17時の生徒さん、上手くなったね!』と感想を聞かせてくれます。
30年間、子供の演奏を聴き続けてきた母ですから、アドバイスは的確で、とても頼りにしています。

99人!

YouTubeの話

最近、更新が滞っていますが、YouTubeのチャンネル登録者数が気付けば99人になっていました!あまり気にしていなかったのですが、久しぶりにチャンネルを確認したら、ビックリ!ゆっくりペースの更新なのに、とても嬉しいです。
近々、新しい動画『メヌエット』が公開できると思いますので、どうぞお楽しみに!また、レッスンの中でも使っていけるような動画も再開して制作・公開していきたいと思っております。複合拍子や和音の度数など、伝えたい内容は山ほどあります。村井先生のような発展コンテンツも、色々取材をしてやってみたいな、と思う内容も多く、ビジョンは広がります!

末永く、は私たちも

ただ、動画を制作するのは・・とても労力が必要な作業でもあります。私たちの教室のコンセプト『皆さんが末永く音楽を楽しんでいただけるように』というのは、私たち自身も大切に思っているコンセプトでもあります。
このお教室を末永く大切にしていくために、必要な1つのコンテンツとしてYouTubeでの自宅学習を、と考えています。少し時間がかかってしまいますが、時間をかけながら、こちらも成長していければと思っています!

どうぞ、温かく見守って頂けましたら嬉しいです。

本日はお休みです(ピアノ)

11日レッスンはお休みです

年間カレンダーを作成した時に、色々と勘違をしており、本日のレッスンはお休みとなっております。どうぞお気をつけくださいませ。
2021年はオリンピック関連の祝日の移動があり、今日は体育の日ではありませんでした!少し不思議な事になっていて、すみません( ;∀;)

年間41回制です

レッスンルームシャンテ(ピアノ)は年間41回制のレッスン回数となっております。12ヶ月で割ると月3〜4回となっております。
第5週目がある時は、5週目はお休みです。なかなか理解しにくい・勘違いしやすい回数のシステムですが、お間違いのないようにお気をつけください。
秋口は、教室のイベントが少ない事もあり、3回月が多くなっております。
今月は、3回月ですので、最終週に回数調整の補講を行えます。
10月27日午後、10月30日午前は補講できますので、どうぞご連絡ください。

11月に運動会の学校も多いようですね!近隣小学校の運動会が11月のようなので、お早めにご連絡ください!

もう一回!とゴメン!

『もう一回、弾いてみよう!』

レッスンの中で悩ましい事、あるある
一発目に弾いた時に、ある程度上手に弾けていて、ちょこちょこっと1つか2つ訂正やアドバイスをした後、再度弾いたら土壺にハマって弾けなくなっちゃった時。これは、本当に『一発目で合格にしてあげれば良かった・・』と思います。

もちろん、2回目弾けないという事は定着や安定した演奏が出来ていない、という事なので、ダメはダメなのですが・・私の心の中では『あちゃ〜!!ゴメン』という気持ちになっています( ;∀;)でも、みんな弾いているうちに、どんどん安定していくので、結果的には最初より上手になって結果オーライ!笑
繰り返し練習をしてもらっている時など、『ノーミス3連続!』『もう一回おまけ!』とか言ってる時も、『私ってシツコイなぁ〜』と思っています。
繰り返し練習の、『もう一回おまけ!』といって、多めに弾いてもらっている時は、『なんの、おまけやねん!』と、内心自分自身突っ込んでいます(笑)

反復練習の必要性

でも、反復練習はとっても大切な事。みんな弾いているうちに、どんどん安定していくので、結果的には最初より上手になって結果オーライ!(二回目)
どんどん、シツコく反復練習をしていきましょう!

レッスン内容ではシツコく。他の面ではあっさりと・・を心がけています(笑)