音高入試とは

2月は中学入試や高校入試の季節ですね。
既に入試を終えた生徒さん・これから入試の生徒さん。
そして、今週から新学年になり、新6年生になった生徒さん。

みんな、がんばれ!!

もう過去の事になりますが、入試って本当に大変でしたよね・・
誰しも逃げられない入学試験。その時はそれが全てで、もう逃げ道が全くない気がして、胃が痛くて、苦しかったなぁ・・

私の場合、高校大学は一貫教育というシステムなので、高校の入試がとてもハードでした。よく音高の入試について聞かれますが、母校の高校の入試課題は・・

・実技
・ソルフェージュ
・楽典
・一般科目

上の4つが入試の科目です。

実技
実技はモチロン、楽器の演奏です。これが一番大切です。
私の時の課題は、ベートーヴェンソナタ(指定)・バッハ平均律(指定)・ロマン派(課題4曲から1曲を選択)の3曲。
秋(11月くらいだったかなぁ?)くらいに、課題曲が発表され、入試に向けて準備をします。

ソルフェージュ
先生の弾いた曲を楽譜に起こします。メロディーと和声と2科目あります。あとはその場で楽譜を見て歌うという、初見視唱もあります。

楽典
これは先日もブログに書いた、和声の度数や楽曲分析のようなものです。

一般科目
普通の国語や英語などの試験です。

ヴァイオリンやピアノ以外の楽器は、副科としてピアノの試験もあります。
これを、3〜4日に渡って試験を受けます。確かバレンタインの頃が入試だった気がするので、少し思い出して書いてみました!

振り返って思うと、あんなに必死になって・毎日受験の事だけを考えて胃を痛めて過ごした日々は、貴重だったなぁ、と思います。
今も胃を痛めることはありますが(笑)その事だけに夢中になれる事ってないですよね。
ですので、受験生の皆さん。
今は辛いと思いますが、夢中で頑張ったことがまず財産だと思います。
ガンバレ!!