『フレーズ』について考える

フレーズとは

『フレーズって、どう意識したら良いですか?』と、生徒さんのお母様に質問されたので、今日はフレーズについて考えてみよう!と思います。

まずは、フレーズについて検索してみました

音楽においてフレーズとは、いくつかの音符から成る階層的なまとまりをあらわす単位のひとつである。フレーズは楽譜に明示されないため、どこからどこまでをひとつのフレーズとして演奏するかは演奏者に任されることも多い。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA

フレーズとは、文章の句読点に相当する段落感で、自然に区切られるひとまとまりの楽句(メロディ・ライン)。また、楽曲のテンポやリズム、そして曲想に応じてフレーズを作る事をフレージングという。

https://ongakuyougo.conceptmol.com/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA/

フレーズとは、音楽のまとまりの事。『フレーズを感じよう!』というのは、音楽の始まりと終わりを意識しよう、という意味合いで使っています。

上の引用にも書いてあるように、フレーズは楽譜に明示されないため、どこからどこまでをひとつのフレーズとして演奏するかは演奏者に任されることも多い。
ため、なるべく小さいうちから、音楽にも句読点をつけるように、意識づけを行っています。
歌詞がついている教材は、歌詞の切れ目とフレーズが同じことが多いので、フレーズを意識するのにオススメです!

例)

キラキラ光る(、)お空の星よ|瞬きしては(、)みんなを見てる|キラキラ光る(、)お空の星よ

『|』縦の線がフレーズの切れ目の部分です。ブレスをせず、一息でうたい切るようなイメージですね♪
(、)を意識するとフレーズが短くなり、ブツブツ切れる印象になるため切れ目を感じつつさらっと進む方が良いと思います!

フレーズを弾く時は

特に、フレーズの終わりの部分を丁寧に演奏することが大切です。お話する時も、言葉の最後は丁寧に話しますよね。音楽はフレーズとフレーズが連なって1つの音楽として完成されていくので、フレーズの終わりが雑になってしまうと、次の始まりも雑な印象になってしまいます。

スラーとフレーズの違いは、また改めて!