手首や体を自由に使う③

私も大好きな、あのスポーツ

『水泳の上半身の使い方』肩や肩甲骨をしっかり使う・とても良い動きです。
水泳を習っている人も多いので、イメージしやすいと思います。
クロール、背泳、平泳ぎに、バタフライ・・どれもしっかり肩甲骨を使いますよね。ピアノも演奏するときは、最終的に肩甲骨を感じる事が目標です。
なるべく体を大きく自由に使って、可動域を大きくしていきましょう。
色々な動きから、体の使い方を感じて欲しいなぁ・と思います。
体を自由に使うことができれば、腕の重さや体の重力をを演奏するためのエネルギーに変える事ができます。

指だけ、じゃない

ピアノは指で弾くものですが、決して指だけで演奏をしているわけではない、という事を感じて欲しいと思います。ピアニストは体全部を使ってピアノを弾いています。上半身だけじゃなく・下半身もです。
悪いクセが残らないように、小さいうちから意識して豊かな表現を実現できるようになりましょう!

5週目でお休みです

第5週目なので、お休みです

今日はお休みだったので、久しぶりに祖父母の家がある三島に行ってきました。
祖父が亡くなってから1年以上経ちましたが、緊急事態宣言だった事もあり、家の片付けが出来ずにいました。今日は家族総出で頑張って一日でだいぶ片付けが進んだので良かったです!
色々、遺品の整理をしていると懐かしいものや大昔の写真など思い出の品や、祖父母が大切にしてきたものが出てきて、手が止まってしまう事もしばしば。
なかなか寂しい作業ではありますが、あと少し。頑張ります。

お気に入りの、お米やさん

今回も、かわい米やさんでお昼ご飯の買い出し!おにぎりも絶品だけど、賞味期限が当日のお団子が、フワフワモッチモチで、本当に美味しいです。
今日食べたゴマ餡が美味しすぎて、本当に幸せ〜でした。
お米やさんといえば、母校の桐朋学園近くにも『てしま』というお米やさんがあり、高校大学の7年間の間に何個食べたかな?というくらい、沢山おにぎりを食べました。おにぎりは、やっぱり元気が出ますね。

手首や体を自由に使う②

腕を自由に使うために

腕をたっぷり使うべく、【ドンジャンケンポン】のような、押し合いっこをします。下半身に力を入れて、『思いっきりドン!』と手と手を合わせてタックル!
みんな思いの外強い力で体いっぱい、ぶつかってきてくれます。
指で鍵盤を叩くのではなく、腕や肩から力を使って、瞬間的にグッと力をいれる。これをすると、とても良い音をフォルテを弾くようになるので、驚きです。
(お姉さんたちには『崖から人を突き飛ばすイメージ』という教育的ではない、恐ろしい例えをしたりしますが、意外と苦笑しながらも良い音を出してくれたりします。)


叩かないで!

大きな音で、というと鍵盤を引っ叩きがち。
それは音としても汚いし、そういう叩く音は意外と響かないので、ホールなどで弾くと音が散りがちです。
上手に体を使って、質の良い大きな音が出せるようになりたいですね。

こうして、実際に体を使ってゲームのようにレッスンするのは、低学年くらいまでの生徒さんが多いですが、小1メンズくらいになると力が強すぎて『ひえ〜、勘弁してくれ〜!』という気持ちになります(笑)
とはいえ、全力で体を使ってもらわないと意味がないので、全力でタックルを受け止めています!
意外と体力勝負でハードな面が多い、ピアノの先生です。


ハーモニカ演奏

まさかのハーモニカレッスン!?

幼稚園でハーモニカを演奏しなければいけないというTくん。
一緒にハーモニカの楽譜を読んで、リズムの取り方の練習をしました。
今まで鍵盤ハーモニカとリコーダーは授業で練習した事があるけど、本物のハーモニカは初めて。しっかりメロディーが歌えるようになって、ピアノで弾いてみたところで、持ってきてくれていたハーモニカで実際に吹いてもらいましたが、吸ったり吐いたり・口を窄めたり、音をピンポイントで出すのって難しいのですね!どうしても『ラ』が上手く出せていなかったので、理由を探りたくなったものの、もちろん楽器を借りることは出来ないし、ハーモニカは教えてあげる事は出来ないので・・、もどかしい!私も実際に演奏してみたくなりました。もしかして、また長い人生の中では聞かれる事もあるかもしれないから、購入してみようかな?

レッスンの中で、新しい出会い

楽器を教え始めて、10年以上経ちますが、ハーモニカは初体験でした。
こうしてレッスンをしていると、新しい体験に出会うことがあって、新鮮です。
教える事ができない事でも一緒に試してみたり、音楽関係ならば人を紹介をする事も出来ますので、色々な形で皆さんのお役に立てたら嬉しいです。


ライブラリーナイト準備

『ライブラリーナイト』

待ち合いスペースにもチラシを貼っていますが、11月14日にライブラリーナイトというコンサートを行います。
場所は、センター南『都筑図書館』

以前、別のイベントで行った『べんとうべんたろう』という、濃い(笑)絵本に演奏をつけたものを気に入ってくださった江幡さんが、図書館でのイベントに推薦してくださいました。
江幡さんはご自身で図書館を開いたり、ブックバスを作ったり、本のプロフェッショナルです(https://www.townnews.co.jp/0104/2018/11/08/456391.html

都筑図書館でも、『べんとうべんたろう』も演奏します。

夜に・・

そして夜に、を意識してもう少し大人の内容でも演奏をお送りします。
この演奏から司書の方へバトンタッチし、素敵な本の紹介。
どちらも『夜』を意識した内容です。

限定30名での無料イベントです!どうぞ足をお運びください♪


演奏会〜ウィーンの街角から

村井先生のコンサート

先日、YouTubeでもお世話になっている
村井頌子先生のコンサートに行ってきました!
先生は古典舞踏だけではなく、古典時代の楽器(チェンバロやピアノフォルテなど)のプロフェッショナルでもあります。
現代の楽器と見た目は同じように見えますが、構造はもちろん、音の出し方やニュアンス。演奏の仕方は全然違います。

バロック楽器で室内楽

そして今回は室内楽コンサート。ということで村井先生だけではなく、バロックヴァイオリンとヴィオラの演奏家の方も一緒でした。
ヴァイオリンも(ピアノ以上に作りが簡単にも関わらず)現代のヴァイオリンや弓と作りや弦の材質も違うため、同じように見えて、全然違います。

今回のコンサートで使用されていた楽器がこちら!

ピアノ

ピアノは
pleyel プレイエル社 1840年 パリ制作のもの。鍵盤の数は80鍵!ヘルツは430hzです。

ヴァイオリン


3人の作曲家の時代に合わせて3種類
Mozart楽曲→Baroque style violin
Hummel楽曲→Classical style viola
Schubert楽曲→Romantic style violin

弦は全て生のガット弦を使用していました。

音の響きが本当に柔らかく優しくてとても癒されます。
演奏者のお二人の技術はもちろんですが!
“当時の楽器で演奏している”ということが本当に大きいです。

私達が今、使っている楽器や素材はどんどん演奏しやすく、また表現の幅を広げられらように進化して改善されている楽器達です。

ただ、演奏している曲は数百年も昔の曲が多いクラシック音楽。

作曲家達が生きて、実際に演奏していた時代の楽器の音色でその曲を聴くということは、タイムスリップしてその時代を覗いているような気持ちになります。

当時の曲を演奏する上で、古典楽器の響きや構造を知っているのと知らないのとでは大きな違いがあるような気がします。

古典楽器を生で聴く機会は決して多くはないと思います。
また、このような機会があったらぜひ!
足を運んでみてください^ ^

調律の様子



ちなみに、これは前半と後半の間、
10分間の間に調律をしている様子です!
現代と違ってピアノの調律もすぐにズレてしまうんです。なのでこまめな調律が必要なんですね!維持をするのは大変そうです‥

ショパンコンクール

祝!2位・4位

ショパンコンクール。
終わってしまって大きな寂しさがありますが、次から次へと渾身の演奏を聞かせていただいて、本当に贅沢な幸せな時間を過ごすことが出来ました。
そして、反田さんは内田光子さんぶりの2位受賞、小林さんも4位と、本当に素晴らしい結果で、とても嬉しい!
何だかお恥ずかしいというか痴がましいですが、母校の方の活躍はより一層嬉しいです。

こうしてクラシックを聴いていると、やっぱりピアノは良いな〜クラシック好きだなぁ〜、と思います。音や和声を聴いていて・弾いているビリビリくるような興奮。クラシックをしていて良かったと思います。
そして生徒の皆さんにも、沢山良い演奏を聴いてもらって、沢山の曲を知ってもらって、ぜひクラシックを好きになってもらいたいです。
今からでも良いので、ぜひショパンコンクールを聴いてもらって、1つ2つと、ショパンの曲を知って欲しいなぁ。
ソロもコンチェルトも、違うよさがあって、本当に感動します。
今は、一位の方の演奏を色々聴いています、まだまだ暫くショパンコンクールの余韻で秋の夜長を楽しめそうです。



慌てない!焦らない!

冷静になれるように・・

おうちで上手に弾けていたのに、レッスンで上手く弾けない時って、ありますよね。そういう時って頭に血が上って、カーッとしてしまうので、より弾けなくなる・・という恐怖のループに陥ります。
一度落ち着いてクールダウン出来ると良いと思うのですが、なかなか簡単に切り替えられず、悔しい気持ちが積もって自暴自棄演奏になってしまいやすい。
練習してきた演奏や、楽器に向き合った時間は、なんとなく分かるので、
安心して落ち着いて演奏して欲しいなぁ、と思います!

車の話

ピアノでなくても、車の運転も1つミスするとパニックになってしまいます!
最近はさすがになくなりましたが、ペーパードライバーの頃は駐車するのに、どっちに切り返せば良いのか分からず、フリーズしてしまう事も多々。
知らない人に、誘導してもらって危機を脱した事も一度や二度ではありません!
困っていた時に色んな方に助けてもらったので、自分も知らない人が困っていたら優しく助けよう!と思っていたのに、先日、若葉マークをつけた車が、花壇に激しく乗り上げていて(なぜ?)
その場にいた私に『この後、どうしたら良いでしょうか?』と助けを求めてきたのですが、どう転んでも車体に傷がつくであろうシュチュエーションを前にしてろくなアドバイスも出来ず・・何の役にも立てませんでした。
ああいう時って、何が正解何だろう。

強弱をつけよう!

フォルテとピアノをハッキリつけよう

楽譜には、強弱記号が事細かに書かれています。見落としがちですが、とても大切なのでしっかり確認して、しっかり弾き分けて欲しいところです。

ピアノの正式名称

ピアノの正式名称が『ピアノフォルテ』『フォルテピアノ』というのはご存知でしたか。
◆フォルテピアノ

ピアノフォルテ(〈イタリア〉pianoforte)

楽器のピアノの本来の呼び名。弱い音(ピアノ)も強い音(フォルテ)も自在に出せるところから。フォルテピアノ

いつの間にかピアノのみに簡略化されてしまったのですが、大きな音や小さな音が演奏で出せるようになった事は、当時の時代の演奏者や作曲家からしてみれば革新的な事だったのです。
だからこそ、作曲家自身が書いたフォルテやピアノは大切に忠実に演奏しなければいけないですね。

私は、今、ショパンコンクールのファイナルのピアコンを聴きながらブログを書いています・・!オーケストラとピアニストの掛け合い、音楽が絡み合い、そしてショパンの美しい旋律。今日(昨夜?)は、全員1番のコンチェルトでしたが、オケパートからのピアノの出だしの旋律は、美しくて震えますよね。
夜中は起きていられず、今、アーカイブで演奏を聴いていますが、結果が出る前に、全部演奏を聴いておきたい。これは、至福の時間。

『無言歌集』

メンデルスゾーン無言歌集

メンデルスゾーンの無言歌集が、最近お気に入り。
小学生の学生コンクールやその他コンクールでも課題になっている事が多いので、改めて色々聴いていたのですが、勉強になる上に、とても素敵なメロディーが多く、最近は生徒さんにも演奏してもらっています。
題名の通り、言葉はないですが『舟唄』や『紡ぎ歌』『春の歌』など、題名がついており、風景が目に浮かぶような叙情的なメロディーは、歌詞がついていなくても、思いが伝わります(紡ぎ歌や春の歌は、とっても有名ですね!)


今、生徒さんに演奏してもらっているのは『デュエット』
この曲は、ソプラノとアルトのメロディーが絡み合って互い違いにフレーズを歌っており、メロディーの駆け引きは、まさにデュエット。
ドラマティックなメロディーは、感動的です。
ほぼ右手だけで、2つのメロディーラインを演奏するので、弾き分けが難しいですが、取り出してメロディーラインと左手の伴奏だけで弾いて、イメージを膨らませていきましょう!

メンデルスゾーンのコンチェルト
『メンコン』

メンデルスゾーンといえば、ヴァイオリンのコンチェルト通称?メンコン。
こちらもとてもドラマティックなメロディーで、フィギアスケートでもよく踊られていますね。メンデルスゾーンといえばメンコンを思い出す方も多いのでは。
フェリックス・メンデルスゾーン