ミスタッチしやすい理由を考える

トンプソン『なつかしいむかし』

トンプソンに載っている、『なつかしいむかし』英語ではロングロンルアゴー
ヴァイオリンの方にはお馴染みの楽曲かと思います。生徒のTちゃんは、いつもとっても音楽的に演奏するので、ロングロングアゴーもとても美しくフレージングも完璧に演奏していたのですが、どうしても①と②のところでミスタッチしてしまう。何故かな?と思い、楽譜と演奏を見比べてみると・・

①指を縮める

♪ラーソファ『ミーソー』ファミレーのミ→ソに移る時に、1-4番へ指をきゅっと縮めなければいけません。鍵盤に指を置いたまま弾ける箇所は無意識です弾けますが順次進行しない箇所は要注意です。
上の箇所を注意するポイントは、✔︎は音と音の距離を認識する、ということ。
指の幅を認識しないと違う音を弾いてしまったり音が抜けてしまいやすいので、抜き出して部分練習をすると良いです。

②指遣い

5からスタートすれば指くぐりもなく単純な進行だったのですが、不思議な指遣いをしていたためミスタッチがありました。

何かしら理由がある

何度弾いてもミスするところは、何かしら理由があることが多いです。指遣いを確認したり・音を口に出して言ってみるなどで、何に問題があるか探して・ミスタッチの少ない演奏を目指したいですね!

Tちゃんは其々、数回部分練習しただけでナチュラルに弾けるようになっていました!モチロン、花丸!