録音作業

先日の弾き合い会とは別件の録音を、姉妹で行いました。
昨年は姉妹で活動が全く出来なかったので、こうして色々始動が出来ていること、とても嬉しいです!
2人で録音をしていると、声がビックリする程似ていて、笑ってしまいます。tuttiの部分は、1人の声に聞こえます。

『さて、ここで問題です。tuttiとは、どういった意味でしょう。』
♪♪

【正解】イタリア語では、全部。音楽用語では、総奏を意味します。
Soloの反対で、みんなで弾く・・というイメージ

楽語は基本的にイタリア語で書かれているので、なかなか読むのは難しいですが、よく出てくる楽語は少しづつ覚えていただきたいところ。
一番よく目にするのは、『アレグロ』『アンダンテ』のような速度記号でしょうか。一番最初のト音記号の上に書いてありますので、曲のスピードを把握するためには、必見です。
次に見かける事が多いのは、『ドルチェ』『カンタービレ』あたり。
『ドルチェ』は、イタリアンレストランでも目にする事がありますが・・
みんなも大好き!甘いものたちの事です。という事で、ドルチェが出たら、甘〜く演奏、お願いします。“のだめのカンタービレ”でもお馴染み、カンタービレとは、さてどういった意味でしょう?と、しっかり楽譜に書いてあっても、内容を把握していない事は多々あります。こういった事を覚えたり・調べたりしてもらえるようになると、楽譜の理解が深まること間違いなし!

先日、生徒さんの楽譜に直筆で『non tanto はなはだしくなく』と書いてありました。はなはだしいとは!(笑)
楽語は直訳でなくても、自分にとって一番イメージしやすい解釈で記憶していただけたら良いな、と思います!