村井先生のお宅にお邪魔しました8/12

村井先生のお宅へ

今日は動画のインタビューパートを撮影するために村井先生のお宅にお伺いしました!村井先生のお宅については過去にもブログで紹介していたかと思うのですが、とにかく美術館・博物館のよう!チェンバロやピアノフォルテが所狭しと置かれています。音楽好きにとっては、たまらない場所です!解体ショーをやってピアノの仕組みを知ってもらって、その後は是非ピアノの祖先のチェンバロなど古楽器との違いも知ってもらいたい、と密かに思っています(私も知りたいので)

ピアノの進化

チェンバロも勿論メカニックですが、ピアノと比べると大分シンプルな作りです。ピアノが急速に進化したのは、ベートーヴェンの時代。
ベートーヴェンが新しい楽器を試す→意見する→試す→進化、を繰り返しながら楽器が成長を遂げていきました。ベートーヴェンが後期の作品で低音域が増えているのも、楽器自体の音域が増えているから。ベートーヴェンの作品からピアノの進化が見える、というのはとても有名な話ですね。

村井先生のお話を聞いて

村井先生のお話を聞いていると、知らない事・新しい発見・知識と知識が繋がる瞬間が沢山あって本当に楽しいです。・・が村井先生の授業は高校生の時に必修科目だったので、過去に一度勉強しているはずなのです。先生のところに伺うたびに学生時代は本当にもったいない事をしていたと本当に本当に後悔してしまいます。


【初】多重録音にチャレンジ!

多重録音とは

昨日ご案内した、9月3日に開催する『みなもピアノ解体ショー』にて模範演奏で連弾を行う関係で、伴奏部分とメロディー部分を多重録音しました!
多重録音とはパートごとに別のトラックに録音して、それぞれをまとめて再録音するレコーディングの方法の事です。私は録音は未経験だったので、かな子にパソコンで操作してもらいながら大きなイアフォンを着けながら…収録でした。

クリックをつけながらの録音

ポップスの現場では必ずといって良いほど使われている、『クリック』。今回は3人分のパートを1人分ずつ録音をし重ねていくので、クリックを聴きながら録音をしました。クリックとは正確にリズムを取るためのカッチカッチという音のこと・・(私たち界隈ではメトロノームと言った方がスムーズに伝わるかな??)
刻みを演奏している時は意外とスムーズに録音できたのですが、メロディーパートが多いところは、どうしても歌いたくなってしまって枠にはめようと演奏すると、なんだか気持ちが悪いように思えて大変でした。そしてクリックをつけているのに決めるべきところがズレるという・・・かなり急ピッチで←言い訳!荒削りな録音でしたが(笑)綺麗に重なるのでびっくりしました!
もう多重録音する機会はないと思いますが、クリックをつけて弾くって、難しい〜!+αの間は作れないもんなぁ。新しい体験でした。

図書館カフェで見つけた本

『すぐわかる! 4コマ西洋音楽史』という本を見かけました!帰りがけでざっとしか読めなかった&中世〜バロック初期という….なんとなく花形でない時代(失礼)だったのですが、改めてじっくり読んでみたい!という事で_φ(・_・メモです

2022ピアノ解体ショーのお知らせ

9月3日『みなもピアノ』

9月3日(土)13:00〜、15:00〜みなものストリートピアノにて『ピアノ解体ショー』を行います。このイベントは日頃から調律でお世話になっているエルフラットさんに全面協力していただき、みなものストリートピアノの木の部分・側面の板を外し、中の弦の部分を直にお見せしたり、鍵盤自体を外し構造をお見せしながら、調律師さんに部品や動作の説明をして頂くという、『絶対みた方がいいよ!』というイベントです。

グランドピアノの中身、見てますよね!?

生徒の皆さんはレッスンの際にピアノの中身をかなり真剣に見ています。
鍵盤を押すと、中のハンマーが上がったり下がったり。鍵盤から指を離すとダンパーという部品が下がって、音を止めます。思いの外にメカニックなピアノは見ているだけで興味津々です。大人の皆さんもピアノの中の構造を知っている人は少ないのではないでしょうか。
『なぜ弦の長さや太さが違うの?』『なぜペダルを踏んだら伸びたままになるの?』『なぜオーケストラに負けないくらい大きな音が出るの?』
なぜ?なぜ?なぜ?が沢山詰まった、知っているようで知らない楽器。
私自身も大まかにしか分からず、生徒の皆さんの疑問に正確にお答えできていない事が常に申し訳ない気持ちでした。でも、私が説明するより調律師さんというプロに教えてもらうべき!!実際に見せてもらうべき!という事で、信頼のおけるエルフラットの高橋さんに出演をお願いしております。

電子ピアノ

電子ピアノの普及で調律という行為がなく、ピアノの中を見る機会自体が減ってしまっていると思います。中の構造を見れば、弾くように弾いたり・指圧するように弾いたりタッチに違いをつけるべきなのかイメージがつくのではないかな?と思います!土曜日でお忙しいかと思いますが、ぜひ足をお運びいただけると嬉しいです!

『人前で弾く』選択肢を探しています

ミニ発表会

今回は急遽発表会に出られなかった方が数人いたので、直前で出られなくなってしまった方たちでミニ発表会をしよう!と急遽思い立ち開催を決定しました。
直近で空いている会場があるのか探すだけでドキドキでしたが、良い場所が見つかり、一先ず安心・・(ほっ
特別な事は出来ませんが、せっかく数ヶ月頑張ってきたので少しでも練習の成果を披露出来る場が出来たら嬉しいなぁ・と思っています。
モチベーションの管理が難しいと思いますが、今度こそ無事に開催出来ますように!!

何かの目標を

『人前で弾く』というのは大きな目標になります。発表会後に『何か目標を持ちたい!』と、ご相談を受けたため、今、色々と人前で演奏する手段を探しています。目標を持つ・人前で弾くの代表例はコンクールが、もちろんそう。ただ、コンクールは結果が伴う事なので、チャレンジしてみるか・してみないかはご家族の考え方や本人の性格にも大きく関わってくることだと思います。『優劣』はつけずに人前で弾く緊張感と目標・楽しみがミックスされた良い選択肢も同時に探しています。
ピティナステップは点数はつきませんが『・ほぼ自由曲・ホールで演奏できる・全国のピティナの先生に講評をいただける』発表会とは違う緊張感を持って人前で演奏する経験をしたいピアノの方には、オススメです。
色々とネットで探していたところ、ヴァイオリンの方向けにもグレードというものを発見しました!楽曲の概要を見ても私はピンとこないのですが、検定課題委員にかな子の恩師・森川ちひろ先生のお名前など錚々たる先生方が携わっているので、とても素晴らしい検定なのだろう・と思います。こちらは動画審査のみですが、課題を練習して動画を撮ってアドバイスをいただくというプロセスはとても大きな経験になるな・と思います。
ピアノは大手のグレードが多く見られるのですが、、こういうのあったら良いなぁ。

演奏中に噛み締める癖

演奏中に奥歯を噛み締める癖

私は、ついつい緊張していると、左の歯を噛み締める癖があります。
演奏中にも気がつくと左の歯を噛み締めて左の頬だけ持ち上がっている状態になっているので、左の顎が痛くなりがち。歯医者さんに相談してみたところ『マウスピース』を作った方が良いと言われ、今回試しに作ってみました!
寝る時につけるだけで良いそうなのですが・・。これで顎の痛みが軽減すると嬉しいです。

ヴァイオリンは・・

ヴァイオリンは楽器を挟んで演奏するので、奥歯に力が入り歯が削れやすいと言われています。それぞれの楽器の特性で力が入りやすい箇所があったり負担がかかる場所があるので要注意。なるべく脱力して演奏する事を常日頃から伝えていますが、小さいお子さまにおかれましては、単純に体が小さい分無理をしてしまいがちです。ピアニストの友人でよく聞く話は、やっぱり腱鞘炎。これは癖になるらしく、一度腱鞘炎になると大変です。生徒の皆さんにもあまり無理のない曲をお渡しするようにしたり、少し和声を変更したりして手に負担がないように対応していますが、演奏中に少しでも痛みがあったり、おかしいなと思うことがあったら、それは絶対に無理をせずに伝えてくださいね!

腕を振っていたら

演奏の後に、手首を振るような動作をしていたら、指や手首が痛くなっている可能性があります。お子さんがそのような動きをしていたら少し様子を見て私にもお知らせください。

星コン打ち合わせ@都筑公会堂

センター南星空のコンサート

8月27日にすきっぷ広場で星空のコンサート開催予定です。
野外コンサートなので、雨が降った場合は都筑公会堂でのコンサートになります。私が出演した10年前のコンサートは晴れていましたが、かな子が出演した会は小雨。コンサートの途中で中止となりました。途中で中止になる、というのが一番残念な結果ですが、野外でするか・屋内でするかの決断は難しいですね。出来るだけ野外で演奏していただきたいと思うので、『もしかしたら晴れるかも・・?』という希望があるとギリギリまで判断が出来ないのだと思います。

その日の朝に決めます

野外コンサートになるのか屋内コンサートになるのか、どちらで開催するかは当日の朝7時に判断するそうです。今年は晴れるのか雨なのか・ドキドキですね。私も本格的に携わって初めてのオフライン星空のコンサート。色々と見ていた時とやるのとでは大違いで、色々な申請をしたり駅にチラシを置きに行ったり、と細かい作業が多いので勝手が分からず緊張しています!!が、色々乗り越えて開催出来ることを願うばかりです。
ちなみに8月末の夜は寒い時は寒いです。ユニクロでカーディガンを購入した事も多々。お越しいただける方はどうぞお気をつけ下さいね。

関係のない裏話

演奏者や舞台上でしか分からない&関係のないところだと思うのですが、実は舞台上にはゴキブリや飛んでくる何かの虫が沢山います(笑)かなり『ひえー』っとなりますが演奏をしている時に虫によって中断する事は出来ないので、気にしないように必死でした(笑)ちなみに食べ物を置いていても、そこに虫が沢山きます。本当に虫というのは・・ものすごい生命力です。

タランテラの思い出

『タランテラ』とは

3/8または6/8拍子のテンポの速い曲である。曲名は、タラントという町の名前に由来するという。また、同じ町の名を由来とする蜘蛛タランチュラに噛まれると、その毒を抜くために踊り続けなければならないとする話から付けられたという説もあるほか、その毒の苦しさゆえに踊り狂って死に、それを表現したという説もある。

タランテラの歴史は中世にまで遡ることができ、より古い形式のダンスが起源とされる。マンドリンタンバリンの演奏に合わせて踊られるが、1つのスタイルに固まるまでいろいろなリズムが存在したらしい。ショパンリストなども、タランテラを作曲している。

タランテラは、1人で踊ることよりはグループ、特にカップルや女性のペアで踊られることが多い円舞曲である。最初は右回りに踊るが、曲の一区切り毎に回る方向も左になり、テンポも速くなる。これが何回か繰り返され、遅れずについていくのがだんだん難しくなっていく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%A9

ブルグミュラーやモシュコフスキー

生徒さんたちにとって一番馴染みが深いのは、ブルグミュラーやモシュコフスキーのタランテラだと思います。どちらも狂ったような激しい曲。毒蜘蛛に刺されて踊り狂っているとイメージすると、荒々しく激しいテイストになると思います。今日もブルグミュラーのタランテラのレッスンを行なったのですが、【あつ森】でタランチュラが出現するらしく説明がとってもスムーズでした(笑)
こうして曲のタイトルの意味を知る事で、演奏がグッと『それらしく』なるので、題名から受け取るインスピレーションは大切です!

私にとってはリストのタランテラ

高校の卒業試験で演奏したのが、リスト作曲《巡礼の年 第2年ヴェネツィアとナポリよりタランテラ》。とてもリストらしい、派手でカッコイイ曲なので、気軽な気持ちで『やってみたい!!!』と先生に言ってしまったのが….(略)
自分にとっては手のサイズも全く合っていないし…今考えても、何で卒業試験に選んだのかサッパリ分からない、ある意味とても思い出深い一曲です。

バーナムピアノテクニック

バーナム

私が使用している教材に『バーナム』があります。これは私自身もピアノを始めた頃に使っていた、馴染み深い教材です。
私が使用していたのは、✔︎バーナム導入書(オレンジ)✔︎バーナム1(ピンク)の二冊のみですが、今、現在お教室では
✔︎バーナムミニブック(紫)✔︎バーナム導入書(オレンジ)✔︎バーナム1(ピンク)✔︎バーナム2(緑)
以上の4冊を使う事が多いです。

エドナバーナム

日本で多くの人に愛され、今なお絶大な人気を誇るピアノ教材『バーナム ピアノ テクニック』の著者エドナ・メイ・バーナム(Edna Mae Burnam, 1907-2007)は、アメリカのピアノ教育界に大きな功績を残した作曲家であり教育者です。

『バーナム ピアノ・テクニック』の原書は、1950年にアメリカの出版社Willis music(ウィリス・ミュージック)から「A Dozen a day」というタイトルで出版されました。意味は”1日1ダース”。1ダース=12ですから、“1日12曲”という意味になります。日本では、著者の名前を冠し『バーナム ピアノ・テクニック』というタイトルにな りました。

『バーナム ピアノ テクニック』といえば、全曲に登場するかわいらしい棒人形のイラストが印象的です。この棒人形はバーナム本人によるものです。彼女が最初にこの教材を著した際、イラストのイメージを伝えるためのガイドとして書かれたものでしたが、当時の編集者がイラストをたいへん気に入ったため、そのままバーナムが描いたイラストを使うことになったのです。

その後、彼女はメソード「バーナム ピアノ教本(Step by Step Piano Course)」シリーズを著し、音楽の導入教育のための教材を多く世に送り出しました。

https://www.zen-on.co.jp/score/burnam_history/

12課題で1つのグループになるように構成されていますが(1日12曲!という意味のタイトルで出版されていたとは、初耳でした!笑)宿題として課題を出すのは一週間で2曲程度です。ただ、小さいうちの紫バーナムは皆さん一週間で1ページ以上進めてくれる方も多いので、それだけ楽しく親しみやすい教材だという事が分かります。演奏曲で足りない技術を補ったりなどテクニックの向上としても有意義に使用できる教材ですが、まず、曲の演奏をする前に準備運動をしましょう!的な意味合いでもバーナムは重宝しています。

可愛い棒人間

上記でも書かれている、棒人間。なんだかゆるっとしていて可愛いなと思っていたら、バーナム自身が描いたものだったとは驚きです。『深呼吸』の棒人間が鳩胸になっていて、いつも『なんだこりゃ!』と思っていたのですが・・

センター南打ち合わせ8/2

都筑文化芸術協会

センター南で都筑文化芸術協会の皆さんと打ち合わせです。昨年より都筑文化芸術協会というNPO団体の理事をさせていただいています。
都筑文化芸術協会では、2022年度まだまだイベントやコンサートを開催予定です。

□9月3日

こちらは『みなも』ピアノで開催予定です。じゃな校『じゃない方の学校』の一環として学校では学べない内容をお届けします。

学校じゃできないことをやろう。
学校じゃ会えない人に会おう。
授業じゃないけど、ためになること。
テストじゃないけど、大切なこと。
同級生じゃないけど、素敵な仲間。
先生じゃないけど、物知りな大人。
じゃないから、面白い。
じゃないから、楽しい。
じゃないから、変わる。

https://www.kohoku-minamo.com/archive/school/

こちらのイベントで演奏する楽曲を、都筑文化芸術協会副理事長の岩室晶子さんに編曲していただきました。岩室晶子さんは数々のNPOを手がける地域活動のスペシャリストですが、クイズヘキサゴンの音楽編曲担当をされており、羞恥心等がヒット、2008年年間オリコン編曲家ランキング1位を獲得された編曲家さんでもあります。今回はこのイベントのために、わざわざ・・です。出来上がった楽譜を見させていただいたところ『難しい!』という事で、大慌てしています(笑)
みなものホームページで公開されてから、こちらでも紹介しようと思っているのですが、なかなかホームページが更新されません〜

久しぶりに村井先生とご一緒させていただきました

村井先生の動画撮影

今日は朝から、旭区サンハートまで村井先生の動画の撮影に行ってきました!
バロックダンスの動画は村井先生のホームページでもご紹介していただいています。(ありがとうございます!)
▶︎村井ホームページhttp://mozartiade.jpmx.net/l_baroque_d.htm
その他に知らないうちに、色々なホームページで取り上げていただいていたり・・と色々な反響があるバロックダンスの動画です。

『ガボット』

本日撮影した作品は『ガボット』などです。
ヴァイオリンの楽曲では欠かせない、ガボット。ガボットには有名な曲が沢山ありますね。(ゴセックのガボットなどアウフタクトがない器楽曲向けの踊りにくいガボットもあるそうですが)そして同時になかなか拍が取りにくいのがガボットです。アウフタクトで始まる曲は、一拍目とアウフタクトと勘違いしやすいので、演奏する時に重点を置くポイントがズレがち。拍子がこんがらがっている演奏を耳にする事も多いです。という事で、今回は演奏する上で、とっても役立ちそうな動画になりそうです!(公開はまだ暫く先になります。)

発表会後レッスン

昨日から、通常のレッスンをスタートしています。発表会が終わって久しぶりの通常レッスンは練習曲や譜読みの作業など、発表会での反省点を踏まえての地道なレッスンになりますが、皆さんの顔がとっても生き生きしているようで、私も嬉しいです!毎日うだるような暑さで、体もおかしくなりそうですが・・
あまり無理せず、8月を乗り越えていきましょう!