『フレーズ』と『スラー』

『フレーズと、スラーは同じですか?』

先日に続いて、『フレーズとスラーはどう違うのですか?』という質問を受けたので、こちらについても考えてみよう!と思います。
前回、書いてみたフレーズについての記事
▶︎フレーズについて考える
https://chante-piano.com/chante/hure-zunituitekangaeru/

2つの意味合いがある

①音が切れないように繋げて演奏する、レガートで弾く。
フレーズの区切りを表している

またまた引用してみました。

実際の演奏では、スラーの始点から終点までがひとまとまりに聞こえるように演奏する。このため、終点の音を除き、すべての音は十分に伸ばされる。

スラーはひとつのフレーズを表すことも多く、この場合には、音質や音量に段差がないように演奏されるが、まとまりを感じさせるために終点の音を弱くするのが普通である。

また、始点の音は若干強く演奏することが多い。スラーの中で音の上下があるときには上行でだんだん強くし、下行でだんだん弱くするなど、一般的なフレーズの作り方に準ずる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC#:~:text=%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%EF%BC%88%E8%8B%B1%3A%20slur%EF%BC%89%E3%81%A8,%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

二個以上の音符の一群の上、または下に記した弧線。その弧線の区間の音を切らずに、なめらかに演奏することを指示する。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC-543775

スラーは音のまとまり

スラーは音のまとまりを表現しているので、ただ繋げて弾く・というだけではなく音楽の区切りと捉えて、始まりと終わりを意識して演奏してください♪
ピアノでは、「次の音を弾く瞬間まで鍵盤を押さえたままにして素早く指を交代させる」という弾き方をします、私は指の圧を意識しながら演奏しています。『指の中を水が流れているようにイメージして』と言われていました。