THEピアノ曲を弾いてない


生徒さんと生徒さんのお母さんとお話している中で、マイルストーン(参照
ピアノ曲のマイルストーンについて)を弾くタイミングがないですね!・という話になりました。
マイルストーン的曲は、自分にもご家族にも目安になるし、大人になった時に『トルコ行進曲は弾きました!』と言うことが出来て、自信にもなると思うので適切なタイミングで練習してもらおうと思っているのですが、
発表会以外に、コンクールや試験などが加わると、こなす曲とやらなければいけない曲が多く、メジャーなマイルストーン曲を弾くタイミングがないんです!

実際に自分の勉強した曲を振り返ってみても、
エリーゼのためにも、トルコ行進曲も、乙女の祈りもやってない・・
うちの家族の希望は『有名な曲を弾けるようになって欲しい』だったので、さぞ聴きたかった事でしょう・・。
ちなみに幻想即興曲は高校受験が終わって、余裕があるタイミングでチャレンジしました。
母が、どうしても弾いて欲しい!という曲だったので、とても喜んでくれ、
私も嬉しかった思い出があります。

ピアノは曲数が本当に多く、やらなければいけない曲も多く、
なかなか大変ではありますが、素敵な曲は本当に沢山あります。

今、皆さんが弾いたら素敵だな、と思う曲を探しているのですが、
メンデルスゾーンの無言歌が本当にイイ!・と思っているし、
ショパンの即興曲も幻想即興曲以外にも凄く好きな曲があるし、フォーレのノクターンやドビュッシーのピアノのために・・、などなどオススメの曲がたくさんあります。

まずは、自分で沢山の曲を聴いてみて、ぜひ好きな曲をいっぱい作って、
自分にとってのマイルストーンを作ってください。
聴き慣れた曲は譜読みもスムーズになるし、良い演奏を沢山聴くことは、
五感を研ぎ澄ませてくれると思います。

私は、ショパンのスケルツォ4番が鳥肌が立つほど好きで、チャレンジした時は本当に感動しました。

それでもやっぱり、トルコ行進曲もキラキラ星変奏曲もエリーゼのためにも弾いてみたいと思うので、良いタイミングで一緒に練習しましょうね。

やりたい!という気持ちが一番のエネルギーです。

ラン・ランのエリーゼのためには、目から鱗
https://www.youtube.com/watch?v=G7juCl_fXfk
※全部は聞けませんが、雰囲気だけでも!
こんな風に弾けたら、うっとり・・エリーゼってすごく美しい女性だったんだな、と想像力が掻き立てられます( ;∀;)


肩甲骨を使うと、上手に演奏できる?

最近、肩甲骨を有効に使っていただくべく・レッスン中にキャッチボールを取り入れています。
しかも真剣バージョンの野球振りかぶりポーズで(笑)

ブタちゃんボールは、ゴムボールではないので、投げるのにピッタリ。
小さいお子さまは、キャッチボールで。
大きな生徒さんは、ソファーに向かって本気で投げて・とお願いしています(笑)

ボールを遠くに投げようと思ったら、絶対に肩甲骨を使って投げますよね。
皆さん、ボールを投げるときは比較的上手に肩甲骨を使えているように思えます。
ピアノは指先に意識が集中してしまうので、体が力んでしまう事が多いのですが、良い音を出すことも、音のサイズを調整する事も、大きなフレーズを作る事も、疲れにくくする事も、肩甲骨や背中を自由に使えるようになる事が、
解決策への近道なのです。
という事で・・、ピアノの演奏時、常に肩甲骨や背中を意識して欲しい!!

レッスンの時に『手首を動かして!』と言うことがあります。
小さなフレーズの時など、手首の回転としなやかさはとても大切ですし、
まず一番手前にある手首なので、分かりやすく手首の脱力の話をします。
が、手首の元を辿っていくと・・

  • 手首
  • 上腕
  • 肩甲骨
  • 背中

と繋がって行きます。

『手首』とは、上半身が連動した動きの中の最終ポイントだという事です。

よく恩師は、水泳のクロールをするように・・とか、
体の動かし方を教えてくださるコーチのような方は、羽を動かすように・・
と言っていました。
口頭で説明しても、いまいち伝わらないことも、実際の生活の中で使う動きから応用していけば、理解に繋がる・・という事ですよね!
先ずは体で理解して、頭でも噛み砕けるようなお手伝いが出来たら良いな、と考えています♪

今は、少し落ち着いた時期なので、基礎に立ち戻りチェルニーやバッハを使いながら体の使い方を確認しています。
体を使いこなすのは簡単な事ではありませんが、ぜひ上手に使って演奏できると良いですね
肩甲骨を柔らかく・自由に!

ファミリーアンサンブル

昨日の地震は大きかったですね・・、皆様、大丈夫だったでしょうか。
主人の親戚が相馬なので、福島と聞くと気が気ではありません。
今回は大丈夫そうだったようなので、ほっとしましたが・・
改めてきちんと連絡のツールを整え確認しなくちゃな、と感じた夜でした。

**
2月28日にアンサンブル会を予定しています。
撮影ベースで行う予定なのですが、初の試みで緊張しています。

6月末のホールでの発表会は真剣モードですが、今回はぜひ気軽な気持ちで参加していただきたいです♪

兄弟同士の早めの時期から合わせの練習をしていますが、
親子での連弾は2、3週間前だった先週あたりから合わせのレッスンをスタートしています。

お父さんやお母さんと弾いている時の生徒さんは、なんだかとても楽しそう!
今日レッスンに来ていただいた、Kくんはお父さんとお母さんとのトリオに挑戦です。
弱冠年中さんにして、お母さんとお父さんを引き連れて?の演奏。
なんだかとても贅沢ですね!
今日はお父さんも一緒で、とても楽しそうにレッスン室に入ってきたのが印象的でした。

私が、最初にご指導いただいた大宮先生の発表会でも家族でトリオを演奏しているご家族がおり・・ずっと素敵だと思っていたので、今回実現できてとても嬉しいです!
ちなみに、親子連弾も大宮先生の発表会で、行われていました。本当に楽しい発表会だったので、今自分が発表会をする時に大きな指標になっています(^○^)

大人と子供との連弾の場合、音のバランスなど難しい面もありますが、
音の問題は少し大きくなれば直に解決できる事。

ぴったりと合わせることも、やっているうちに習得できる事。

今は、家族で協力し演奏する共同作業の楽しみをぜひ感じていただけたら・と思います。
お子さまは、どんどんと上達してしまうので、あっという間に『もう、一緒に弾きたくない〜汗汗(親御さんの方がね!)』と、くらいに進歩してしまいます。
小さいうちがチャンスですよ〜!笑

あまり楽器のご経験がないお母さまやお父さまでも、最初の頃の伴奏だったらゼロからトライできると思いますので、ぜひ一緒に練習してみて下さいね♪
レッスンしますよ〜ʕ•ᴥ•ʔ

バレンタインチョコレート頂きました♪
グルテンフリーのクッキー!いつも素敵なプレゼントをありがとう!

音高入試とは

2月は中学入試や高校入試の季節ですね。
既に入試を終えた生徒さん・これから入試の生徒さん。
そして、今週から新学年になり、新6年生になった生徒さん。

みんな、がんばれ!!

もう過去の事になりますが、入試って本当に大変でしたよね・・
誰しも逃げられない入学試験。その時はそれが全てで、もう逃げ道が全くない気がして、胃が痛くて、苦しかったなぁ・・

私の場合、高校大学は一貫教育というシステムなので、高校の入試がとてもハードでした。よく音高の入試について聞かれますが、母校の高校の入試課題は・・

・実技
・ソルフェージュ
・楽典
・一般科目

上の4つが入試の科目です。

実技
実技はモチロン、楽器の演奏です。これが一番大切です。
私の時の課題は、ベートーヴェンソナタ(指定)・バッハ平均律(指定)・ロマン派(課題4曲から1曲を選択)の3曲。
秋(11月くらいだったかなぁ?)くらいに、課題曲が発表され、入試に向けて準備をします。

ソルフェージュ
先生の弾いた曲を楽譜に起こします。メロディーと和声と2科目あります。あとはその場で楽譜を見て歌うという、初見視唱もあります。

楽典
これは先日もブログに書いた、和声の度数や楽曲分析のようなものです。

一般科目
普通の国語や英語などの試験です。

ヴァイオリンやピアノ以外の楽器は、副科としてピアノの試験もあります。
これを、3〜4日に渡って試験を受けます。確かバレンタインの頃が入試だった気がするので、少し思い出して書いてみました!

振り返って思うと、あんなに必死になって・毎日受験の事だけを考えて胃を痛めて過ごした日々は、貴重だったなぁ、と思います。
今も胃を痛めることはありますが(笑)その事だけに夢中になれる事ってないですよね。
ですので、受験生の皆さん。
今は辛いと思いますが、夢中で頑張ったことがまず財産だと思います。
ガンバレ!!


やってみよう!ヴァイオリン伴奏

昨年は、チェロとのアンサンブルでしたが・今年はヴァイオリンの伴奏にチャレンジです!
チェロを入れたピアノトリオでは、ピアノにも沢山見せ場のある編曲の作品を選ぶようにして、主役の交代を楽しんでいただきました。

今回は、ちゃんと伴奏!(笑)
楽しみながら、和音を感じられる楽曲を選び、お渡ししました(譜読み、大変だったと思います!)

和音・と一括りで言っても、
トニック(安定、緩和)、ドミナント(緊張)、サブドミナント(彩りを含んだ淡い緊張)と、三種類あります。
これを組み合わせ、発展させながら、音楽は構成されていくのです。
和音の種類によって、音楽の表現が変わっていくので、
和音の種類の理解は、演奏する上でとても大切です。

例えば・フレーズの終わりは、ほぼ100%ドミナント→トニックで終わります。○緊張から→緩和へ
サブドミナント →トニックはアーメン終止という名前がついており、
祈りの、『アーメン』の響きです。

実はある程度決められたルールの中で音楽は作られているので、音の進行も学問として理解すると、ある程度流れを予測する事ができるので、楽しいですよ!


アーメン終止は、ブルグミュラーのアヴェマリアなど、子供用の教則本でも使われており、その他の曲でも度々登場します。
アヴェマリアや祈りの曲にとって、アーメン終始は必須なのでしょうね♪

その祈りの和音であるアーメン終止をゴリゴリと叩いて弾いてしまっては、全然雰囲気が変わってしまいます。ルールを知っていれば、曲の演奏理解が深まるのです。

(その他も偽終止という終止形や様々な進化した和声があり、ここでくる〜?!というタイミングで入ってくるので、ゾクゾクします笑

これは音楽理論という、音楽の学問の1つです。
音高の入試科目になっています!


ちなみにヴァイオリンは旋律楽器なので、和音は演奏しない(出来ない?)と思うのですが・・、重音だったり、伴奏譜を見ると、しっかり和声について感じることが出来ると思います!

少しづつ、このような事も皆さんにも知ったり感じたりしながら、活用して欲しいので、レッスンの中でも掻い摘んで説明しています。
Ⅰ・Ⅴ・Ⅳ・(Ⅵ)の和声だけでも覚えると、演奏に深みが出るので、本当にオススメです!

高校生の、Mちゃん。学校の授業でかなり本格的な楽曲分析をし、音楽理論に基づいた作曲をしなければいけないそう・・
急ピッチでベートヴェンソナタで分析の勉強をしています( ;∀;)

このように急に必要になる事もあるかもしれないので(笑)
姉妹二人で新しいプロジェクトを思案中。良いご報告が出来ますように!

都筑図書館コンサート中止のお知らせ


昨年の四月に企画されていた、都筑図書館でのコンサートは緊急事態宣言により、延期。
延期されたコンサートは、今年の三月を予定していましたが、こちらもやはり延期、となりました。
またまた緊急事態宣言が発令され、先が見えない状況だったため、二回目のコンサートの告知は一先ず保留・していたのですが…
想像通りの結果となり、ガックリ・・です。


最初にお話をいただいた時は、2019年の冬。
その時は、世の中がこんな風になるとも思わず・・
あれも良いな、これも良いな、とどんどんイメージが膨んで、創造意欲が刺激される企画だったので、ただただ、残念です。


こうして、沢山の企画が延期になってしまったり中止になってしまったり、無事開催が出来たとしても、倍以上に労力がかかったり…と、色々な事を体験して、今まで当たり前のように、人前で演奏ができて・演奏できる状況を周りの方々に作っていただけていた事が、本当に有り難いことだったんだなぁ、とひしひしと感じます。
そして、『人前で演奏する』というのが、練習のモチベーションにも繋がっていたんだなぁ、というのが、私の感想です。
目的・目標のない道を突き進むのは、なかなか大変です。

有難い声もあるので、心を折っている暇はありませんが!!
この案を、温めたり・今しか出来ない経験で心を充実させ糧にして、いつか図書館コンサートを実現できる日を願うばかりです!

メモについて・追記

こちらのブログでも書き・生徒さんにもトライしてもらっている、レッスン中はメモをとろう!の試み。

私はこんな風にして、書き込んでいました。
こんな感じ↓


私の場合、楽譜は先生にお渡しし、自分はコピー譜を使っていたので、
コピー譜にガンガン書き込みをしていました。ただ、書き込みにばかり集中していると、先生から雷が落ちたので、今日はこの色・この色・でレッスン中はチェックのみをして、レッスン後にまとめて書き込みをしました。

私は音楽を専門に勉強しているので、全く同じようにする必要はモチロンありませんが、どこを・どのように・が明確になるので、楽譜に書いた方が一目瞭然かなぁ、と思います!

最近、昔の自分の楽譜の書き込みを見るのが楽しいです。
今、自分が生徒さんたちに注意していることが、そのまま書き込まれている・・
小学校2年生まで習っていた、大宮先生が書いてくださっていた楽譜。
大宮先生の書き込みは、本当に楽しい!水がポタポタ・・とか、イメージしやすいフレーズがたくさん。レッスンもとても楽しく・音楽の楽しみを教えてくださった先生です。
(大宮先生の書き込みを見ていると、じわじわと絵を描きたくなるのです・昨日のブログ参照・笑)


・フレーズの終わり方について
・伸ばすところを忘れない
・臨時記号のつけ忘れ

私自身も、この辺りの書き込みが目立ちます。
いつも皆さんに言おうと思うと、先に書いてあるので笑ってしまいます。

『練習10000回』という、自分の書き込み発見(笑)
やたらめったらの1000本ノックみたいな練習してたよなぁ、と反省。

手首の位置について


私は、どうも模写が上手ではありません・・
よく、レッスンの中で

・正しい指の形
・ペダルの踏む足の形

を、上手く伝えたい!家でも意識して欲しい!と思うので、絵で描こうとトライしてみるのですが・どうしても上手く描けない!!
上手く描けないにも関わらず、懲りずにちょいちょいと試みたりしています。

以下は、描きながら大爆笑、翌週も大爆笑した話!
◆黒の鉛筆で描いた3つが、私の描いた絵(◯したやつが、強いて言えばマシかな…と思ったもの)
◆青の色鉛筆で書かれたもの、翌週のレッスンの際に、書き足されていた生徒さんのお父様が書いくださった、絵!


お父様の絵……!すごい!!
生徒のHちゃんが、『お父さんが描いてくれるかも・・』と言っていたのですが、翌週本当に描いてくださっていました!
とても助かります、ありがとうございます、そうそう、こういう手と手首を描きたかったんです!


手首が上がってしまって、『うらめしや〜』のオバケの手になってしまうと、
鍵盤を突くような形になり一瞬音は出るようですが、指自体の運動が出来ていません。
指単体をしっかり動かすようになると・タッチにもバリエーションが増えます。
また日頃から、そのように指を使う事で筋力のトレーニングにもなり、難しい曲を弾いても指がよく動くようになります。
まずは意識する事から始める事が重要です。
小さいお子さまは、大きい音を出そうとすると、力任せになってしまいがち。
ゆくゆく音は出るようになるので、まずは正しい手の形を手に入れたいですね。


ずっと大切にしたい場所

土曜日はレッスンもあり、バタバタするので
夕飯は適当なもを作るか(だいたい、しゃぶしゃぶ)・テイクアウトです。

最近のお気に入りテイクアウトは都筑区センター北駅にある、
『鳥和酢〜とりあえず』の焼き鳥。
夢スタジオの近くにあった事もあり、昔から度々食べに行っている大好きなお店

ここの焼き鳥は、本当に美味しい〜!!
お店で頂く時は、蒸し鶏のサラダとシメのお蕎麦もマストなのですが、
テイクアウトは焼き鳥のみなので、今は上のメニューは、少し我慢。

味はさることながら、お値段もお手頃!
『お任せ5本セット・500円』

今日のメニューは・・
ねぎま・ぼんじり・手羽先・砂肝・つくね

スーパーで買っても、焼き鳥1本100円近くするところも多いので、
新鮮・焼き立て・プリプリで、だいぶお得じゃないかなぁ・と思います!

音楽・芸能業界もコロナでは痛い思いをしたジャンルだと思うのですが、飲食店は・・と思うと、胸が苦しくなります。

昔から加藤家が今日は!と、奮発する時に決まって伺っている(笑)
中山にある『栄寿司』さんも、大変です、とおっしゃていたそうで・・
優しい女将さんと・たまにしか伺えないのに、好きなネタを覚えてくださっていて、美味しいお寿司を握ってくださる、大将。
受験に合格した時も、成人になった時も、大事な時はいつも『栄寿司』さん。
思い出の大切なお店が、この時代を乗り越えていけるように・微力ながらもテイクアウトして、美味しい!と、感謝の気持ちを伝えて行きたいと思います!

コロナとは全く関係がないですが、夢スタジオ跡地も今はすっかり荒地に・・
いつか大きな施設を!というお話だったのですが、跡地の様子を見ると、まだ進んではいなさそう・・、
今思うと、気軽に予約ができて・施設費も安くて・グランドピアノの状態も良くて、使い勝手の良いスタジオだったなぁ。
自分が使う事もモチロンでしたが、昼間は色々な団体の方たちがリトミックをしたり、ダンスのお教室をしたり、子育て支援も充分でした。
夜は打楽器の教室や合唱のレッスン・歌のレッスンなど、一日中賑わっていて、
土日はコンサート。いつも人と笑顔が溢れている、アットホームな空間でした。
都筑区に、今、そのような公共の施設がないのは、とても残念です。
コロナの終息の頃には、都筑区公共施設の着工が始まると良いですね!

人と人とが繋がれる空間、気兼ねなく皆さんと集まり共有できる時間が増える日が早く戻ってくることを、祈るばかりです。


歌う= Chante

ご挨拶文にも書いてありますが、Chante はフランス語で
『歌う』という意味です。なんでお教室の名前を、『Chante』にしたか・
というと、もちろん挨拶文通り、歌うように音楽を奏でて欲しい、綺麗な音色を奏でて欲しい、という願いがあったから。

大学生の終わりの頃に、教室名を登録したりする関係で、何かしら命名せねばいけなくなり、

  • どういう事を今後大切にしていきたいか・という願い
  • 言葉にしたときに、響きが綺麗か
  • “C”から始まる単語

というような事を自分なりに色々と考えて、決めました。
フランス語を勉強していたわけでもないので、今改めて調べてみると、Chante は活用変化?だったりして、フランス語を知っている方からすると『???』な、部分も多いと思うのですが、【レッスンルームChante】というフレーズの流れにすっかり愛着が湧いて、とってもお気に入りな教室名です。

知らず知らずのうちに、フランスの雑貨を買ってしまうし、モネも好きだし、ローランサンも好きだし、カヌレも好きだし、キッシュも好きだし、新婚旅行で行ったフレンチバスクの街並みも好きだったし、好きなものにフランス産が多い!
老後に、一ヶ月くらいパリのアパートメントで過ごしてみたい・という密かな夢があります(笑)ちょっとした余談でした。

ピアノの生徒さんで、合唱を習っている方がいらっしゃるのですが・
彼女は、本当にフレーズの作り方が上手。
自然に呼吸と共に、演奏ができています。どうしてもピアノは指の運動になってしまい、呼吸を忘れてしまうのですが、常に息を意識する事でテンポに自然にな動きが生まれ、無理のない間を作ることが出来るのです。
きっと日頃から歌を歌う事で、息と呼吸・ブレスを感じ・意識しているからこそ、ピアノ演奏に反映されているのだな・・と思います。

やはり歌うように演奏すると、とても聴き心地が良いです。
他の生徒さんにも日頃から、歌うことをオススメしています。
なかなか、レッスンの中では恥ずかしかったり諸々で歌いにくいと思うので、
ぜひ、お家やお風呂で目一杯歌ってください♪